広告 プラモデル

【レビュー&使い方】ミサイルのシーカーやレンズの球体表現に!「まさるの涙」は“盛り”専用の最高なレジンだった

2025年6月2日

プラモデルのレンズ表現に悩んでた人に朗報。高粘度レジン「まさるの涙」でぷっくりディテールが作れるようになった!

私は飛行機やガンプラのプラモデルを作るのが好きなんですが、いつも思うんです。

ミサイルのシーカーをちゃんと表現できたら、模型としてのクオリティがグッと上がるのにな…」って。

パパ、これ何?ミサイルの鼻?

ちびだむ
ちびだむ
ゆるだむ
ゆるだむ

ちがうちがう、これは“シーカー”っていうミサイルの“目”なんだよ

目ぇ?…あー!たしかにちょっとレンズっぽいとこあるかもね~

よめだむ
よめだむ

シーカーとは…?

シーカー(Seeker)とは、ミサイルの先端にある「目」のような部分です。
これは、目標(敵機や戦車など)を見つけて追尾するためのセンサー機器が内蔵された部分で、
赤外線、レーザー、レーダーなどを使って目標を検知・追尾します。
シーカーが“目”として機能するには、センサーに必要な波長(多くは赤外線や可視光)を通す素材である必要があります。
強度・耐熱性・光学特性すべてが求められるため、見た目はクリアでも非常に特殊な材質でできています

模型での再現には?

実機のような素材はもちろん使えませんが、シーカーらしい雰囲気を出すには

  • 透明レジンやクリアジェルで“ぷっくり球体”を作る
  • クリアパーツの裏からメタリック塗装して“光学機器感”を演出する

といった方法でリアルさを追求できます。

ほかにも、

ガンプラのビームライフルのレンズ

作例はこちら

ファンネルなどにある丸いディテール

作例はこちら

…こういった球体っぽい表現って、めちゃくちゃカッコよく見えるんですよね。

最初に試したのは、模型界隈でも有名な「ガイアノーツ UVジェルクリアS」。


透明度も高くて使いやすいんですが、致命的な欠点

粘度が低くて、どうしても横に流れてしまうんです。

ゆるだむ
ゆるだむ

またジェルがぺしゃんこに流れた……

また?ぷっくりしたいなら、もっとドロッとしたの探せば?

よめだむ
よめだむ

パパの“ぷくっ”への執念すごいねぇ

ちびだむ
ちびだむ

何か良い高粘度レジンはないのかとAmazonをさまよっていたところ、気になる商品を発見。
その名も……

『高粘度 盛り専 まさるの涙』

商品名の時点で、もう惹かれました(笑)

説明文には、

「目指したのは、超ぷっくりしたボリューム感。『もりもり盛れる』盛り専用のレジン液」

とあるじゃないですか!これ、絶対アタリでしょ!と期待してポチ。

ついでにUVライトも買いました。

ということで、次はこの「まさるの涙」がどんなレジンなのか、商品紹介と、実際に使ってみたレビューをお届けします!

【商品紹介】「まさるの涙」は、ぷっくり盛るために生まれた高粘度UVレジン

ということで今回使ってみたのがこちら

どんな商品?

一言で言うと、「ぷっくり盛るために生まれた、超ドロドロなUVレジン」です。

普通のUVレジンと違って、とにかく粘度が高いのが特徴。

サラサラと流れてしまうことなく、その場にとどまって丸く盛れるのが最大の魅力。

特徴は次の通り

「ぷっくりとした厚盛り表現や立体感のあるレジンアートにおすすめ」とのことで
その他の特徴をざっと紹介すると

  • シリーズ累計130万本突破の人気UVレジン
  • 盛ることに特化した“高粘度”タイプ
  • ぷっくり厚盛りが得意
  • 高い接着力 → 剥がれにくい
  • 黄変しにくい → 紫外線に強い
  • においが少ない(くさくにゃい)
  • 安心の日本製
  • LED・UVライト両対応(硬化目安:約2分)
  • シリコンモールドには不向き(モールド傷つく可能性あり)
  • 気泡が入りやすいので着色には不向き
  • 内容量:70g / カラー:クリア
amazon商品ページより抜粋

とのことです。

レジン作品やプラバン作品、アクセサリー作りに使う人が多いみたいですが、

私は完全に「模型のディテールアップ専用」として使用しています

まさるって誰~?

ちびだむ
ちびだむ
ゆるだむ
ゆるだむ

たぶん“盛りの神様”みたいな存在なんじゃない?しらんけど

「まさるの涙」を硬化させるためにUVライトも購入

「まさるの涙」はUVライト or LEDライトで硬化させるタイプなので、ライトが必須。

今回はAmazonで適当にポチッたこちらのライトを使いました

今回私が使ったライトの特徴

対応用途 Vレジンやジェルネイルの硬化に対応(※普通のマニキュアには非対応)

タイマー機能

  • 1回押しで「60秒」
  • 2回押しで「180秒」
  • 長押しで「連続照射」も可能

照射方式: UV/LED二重光源タイプ(波長:365〜405nm)

出力: 12Wの省電力仕様(低発熱・肌にやさしい)

給電方法: USB給電(パソコン・モバイルバッテリー接続可能)※充電式ではない(タイプCです)

ライト: 瞳にやさしいホワイトLEDを採用、安全性も規格に準拠

形状・構造:

  • 折りたたみ式でコンパクトに収納可能
  • 2WAY仕様(手持ちでも、スタンドでも使用可能)

実際に使ってみた感じ、60秒で「まさるの涙」はしっかり硬化しました。

動作電源はUSBケーブル接続して給電する方式で差し込み口はうれしいUSB-Cタイプ

USBケーブルは付属してます

我が家にはUSB-Cケーブルが余っているのでそれを使用してます

おすすめというより“私はこれにした”だけ

このライト、テキトーに選びました

たまたま手頃で性能も問題なかったんですが、

UVライトは正直、星の数ほど選択肢があります

ネイル用の平置きタイプ、照射範囲の広いドーム型、手持ちで照らすハンディ型などいろいろ。

用途や作業スタイルによって最適な形は違うので、皆さんはしっかり吟味して選んでください!

必要最低限の性能は満たしていましたが、「これ一択!」というわけではないので、あくまで参考までに。

実際に「まさるの涙」を使ってみたレビュー!

というわけで、ここからは実際に「まさるの涙」を使ってみた感想をお届けします!

まず最初に感じたのは――

おおおっ、ほんとにぷっくりしてる!!

ってこと。

しっかり“その場にとどまる”高粘度

これまで使っていた「ガイアノーツ UVジェルクリアS」は、粘度がそこまで高くなかったので、盛りたくてもスーッと脇に流れてしまっていました。

でも「まさるの涙」は、

置いたところにそのままとどまってくれるんです。

つまり、「ここに丸くレンズっぽく盛りたい!」っていう位置でちゃんと止まる。

硬化中

60秒あればしっかり硬化します

どうです!?この盛!

一回の盛り付けでこのぷっくり感!

一滴で“ぷくっ”と盛れる感動

欲しかったのは、レンズっぽい 丸いドーム状の表現

ビームライフルの照準部や、ファンネルの先端など、球体感を出したいパーツってけっこうあるんですよね。

このレジンなら、ほんの少量でしっかり丸みが出る。

まさに“もりもり盛れる”の謳い文句に偽りなしです。

しかも内容量はたっぷり70g。

プラモのアクセント用途として使うぶんには、

ゆるだむ
ゆるだむ

これ……一生分あるかもしれん……(笑)

使い切る前に寿命迎えそうね

よめだむ
よめだむ

さらに盛りたいときは“追い盛り”で調整!試しにどこまで盛れるかやってみた!

一発で理想のぷっくり感が出ない場合は

一度硬化させたあとに重ねて盛る「追い盛り」をすることで、さらに高さを出すことができます

追い盛2回目

追い盛3回目

ゆるだむ
ゆるだむ

一層目で形作って、二層目で高さを足すとめっちゃいい感じになる!

高粘度だから、2回くらいまでなら自然なドーム状の丸みに仕上がりやすく、段差も目立ちにくいのが嬉しいところ。

ただし、やりすぎると不自然な盛り上がりになるので、基本は「1〜2回まで」が目安

デメリット

気泡の問題

「まさるの涙」はとても高粘度なレジンなので、

気泡が“あとから入る”というより、最初からレジン液の中に混ざっていることが多いです。

ゆるだむ
ゆるだむ

容器から出した瞬間に、すでに気泡が入ってるんだよね

えっ、最初から?混ぜてもないのに!?

よめだむ
よめだむ

高粘度ゆえに中で混ざった気泡が逃げづらいのかなーと思います

気泡対策①:つまようじなどで丁寧に混ぜて逃がす

容器から出したあと、つまようじなどで気泡をつぶしたり、かき混ぜることで

ある程度気泡を抜くことができます。

気泡対策②:気泡が入っていないレジン部分だけをすくって盛る

もしくは、ある程度レジンを出しておいて、気泡の少ない部分を狙って盛り付ける方法も有効です。

私はこの方法をよく使っています。

ゆるだむ
ゆるだむ

なんたって一生かかっても使いきれない量が入ってんだもん、ケチらずパーッと!

硬化してもクリア層が“やや曇る”ことがある

「まさるの涙」はぷっくり盛れてとても優秀なんですが、

実際に使っていて気づいたのが、しっかり硬化させても、後から触ると少し白っぽく曇ることがあるという点。

これは以前使っていたガイアノーツのUVジェルクリアSでも同様の現象があったので、

どうやら高粘度レジン特有の性質なのかもしれません。

ゆるだむ
ゆるだむ

ちゃんとUVライトで硬化させたのに、触ったら“あれ?ちょっと濁ってる?”ってなることがあるんだよね

それはレンズ表現では致命的ね

よめだむ
よめだむ

対策:上からクリア塗装を吹いてあげると◎

その対策として、私は最後に「つやありクリア」を軽く吹き付けるようにしています。

これで触っても、しっかりクリアな状態が維持されます!

これは必須の項目かな

実際に「まさるの涙」を使っ作例を紹介

ミサイルのシーカー表現

細かいパーツなので盛り方にコツがいりますが、

2回追い盛りすることで狙っていた球体感がかなり再現できました

GWH 1/72 A-10Cより

ゆるだむ
ゆるだむ

シーカーだけでなくライトのレンズまで表現できるよ
なので私はあえてキット付属のアクリルパーツは使いません

作例はこちら

ファインモールド 1/72 F-4N グレイゴーストより(サイドワインダー)

作例はこちら

Revell 1/72 トーネード GR. Mk.1より(サイドワインダー、ペイブウェイ)

作例はこちら

ちょっと自画自賛ですが…

ミサイルのシーカーを“ぷっくり”と盛るだけで、

完成品のクオリティがグッと引き締まったように感じます。

ただ小さなレジンの盛り表現なのに、

視線の集まるポイントになるから不思議です。

それって“細部は神”ってやつじゃない?

よめだむ
よめだむ

模型って、ほんのひと手間で見栄えが一段アップする。

それを実感できた瞬間でした!

【結論】ぷっくり感にこだわるなら「まさるの涙」は正解!

  • 「ミサイルのシーカーを再現したい」
  • 「ビームライフルのレンズを球体で盛りたい」
  • 「ガンプラや美プラのディテールをワンランク上に仕上げたい」

そんな“ぷっくりフェチ”なあなたにとって、「まさるの涙」はまさに正解のレジン液だと思います。

実際に使ってみて感じた「良かった点」

  • 粘度が高く、しっかり盛れて球体状を維持できる
  • 内容量70gでコスパ良し(模型用途なら一生分あるレベル)
  • 追い盛りにも対応しており、理想のぷっくり感まで調整可能
  • 仕上げにトップコートすれば美しい透明感が長持ち

注意点もあるけど対処すれば問題なし

  • 気泡がある
    → 混ぜたりすくったりして対策
  • 完全硬化しても若干の曇りが残ることあり
    → クリアコート(つやクリア)を吹くと透明感維持できる

まとめると…

レジンで“ぷっくり盛る”ことに特化した高粘度タイプはまだまだ選択肢が少ない中、

「まさるの涙」はその名に恥じない、まさに“盛り職人のためのレジン”でした。

工作に「リアリティ」と「映え」をプラスしたい方には、間違いなく一度は試してほしいアイテムです!

セットでこちらもどうぞ

-プラモデル
-,