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バルバトスルプス『斬』、刀装備の頂点を目指した改修!ムラマサブレードが切り裂くその姿

2022年3月3日

製作概要

今回はMGバルバトスルプスをベースに、サムの愛刀「ムラマサブレード」を参考にしたカスタムを行いました。全体的に黒を基調としたシックなカラーリングを採用し、刀や鞘には赤のグラデーションを施し、威厳と美しさを強調しました。持ち腕の外装を赤にし、左右非対称のカラーリングを採用することで、独特な個性を持つ機体として仕上げました。刀の装備を増やすことで、武装感をアップし、バルバトスルプスの力強さと美しさを両立させた作品です。

インスパイア元

メタルギアリベンジェンス

今回のバルバトスルプスの改修は、ゲーム「メタルギアリベンジェンス」のサム・ロデリックの愛刀「ムラマサブレード」を強く意識したものです。このゲームは、戦闘やサムのキャラクターが特徴的であり、その印象的な武器「ムラマサブレード」のデザインが特に魅力的です。ムラマサブレードは、その鋭さと洗練された形状、そして戦闘スタイルにぴったりとした力強さを持っています。これをバルバトスルプスに反映させることで、メカニカルな戦闘機体に美しさと迫力を追加し、さらに戦闘的な魅力を引き出しました。

改造の主なポイント

1. 腰部関節の延長とスタイル改修

バルバトスルプスの腰部関節を6mm延長することで、機体のスタイルを改修し、S字立ちを自然に決めることができました。これにより、よりダイナミックなポーズが可能になり、全体的にしっかりとした存在感を持つ機体に仕上がっています。

2. 胴体シリンダーの増設

胴体部にシリンダーを2基増設することで、メカニカルなディテールが加わり、全体的な強度とリアルさが増しました。この追加によって、機体の背面に立体感が生まれ、より戦闘的な印象を与えることができました。

3. 太もも外装のメッシュ加工

太もも部分をくり抜き、メッシュを取り付けることで、軽やかさと動きを感じさせるディテールを加えました。この変更により、太ももの装甲がよりスリムに見え、動きやすさが強調されました。

4. ブースターのミキシング

ブースター部分に他のキットのパーツをミキシングし、より迫力のある後ろ姿を実現しました。追加したブースターは機体のバランスを考慮し、重さを適切に分散させるよう工夫しました。

5. 刀と鞘の改造

刀と鞘には細かな改修を施し、ホルダーも新たに造作しました。ムラマサブレードのデザインにインスパイアされ、刀の刃や鞘の形状をリアルに再現しました。これにより、バルバトスルプスに新たな武器の個性を与え、戦闘シーンでの迫力を増しています。

6. 左右非対称カラーリング

左右非対称のカラーリングにすることで、バルバトスルプスの大胆なデザインが際立ちました。特に持ち腕の外装を赤にすることで、デザインにアクセントを加え、視覚的にインパクトを与えました。

基本工作

  • ゲート処理
    ゲート跡を丁寧に処理し、成形色や表面の不整を修正しました。これにより、塗装後の仕上がりが滑らかで美しくなりました。
  • 表面処理
    ヤスリ600~1500番を使用し、表面を丁寧に処理しました。表面処理を入念に行うことで、塗装の食いつきが良くなり、仕上がりがより美しくなります。
  • スジボリ加工
    既存のモールを彫り直し、新規のスジボリも追加してディテールアップを図りました。これにより、よりメカニカルで精緻な印象を与えることができました。
  • 超音波洗浄後の塗装準備
    部品を超音波洗浄してから塗装に入ることで、油分や汚れを徹底的に除去しました。この処理により、塗装が均一で美しく仕上がります。
  • 塗装工程
    塗装は下地に各色サフを使用し、その後各色を塗り分けました。特に外装部分は重厚感を表現するため、黒サフを立ち上げ、エッジ部分はグラデーション塗装を施しました。赤のグラデーションは刀や鞘に使用し、全体に高級感を加えました。
  • エナメルでの筆塗り
    塗り分けの際、エナメル塗料で筆塗りを行い、細部まで丁寧に仕上げました。これにより、細かな部分の色分けがリアルに再現できました。
  • デカールと仕上げ
    水転写デカールを貼り付けた後、つや消しクリアーを全体に吹き付けて、塗装面を均一に仕上げました。また、メタルパーツを取り付けて、よりメカニカルで高級感のある仕上がりにしました。
  • モールドの墨入れ
    モールド部分にグレーやブラックで墨入れを施し、ディテールを引き立てました。これにより、立体感が増し、より深みのある仕上がりとなりました。

塗装と仕上がりのこだわり

カラーリングにはこだわり、黒を基調としたシンプルながら力強い印象を与える色合いを選びました。赤のグラデーションは刀や鞘、持ち腕の外装に使用し、視覚的なアクセントを加えています。グラデーション塗装では、色の変化をスムーズに見せるためにエアブラシを駆使し、自然な陰影を作り出しました。

特に、刀のデザインに注力し、ムラマサブレードの形状を忠実に再現することで、バルバトスルプスに新たな魅力を加えました。仕上がり後は、メカニカルなディテールを強調し、武装感が溢れる迫力のある作品に仕上がりました。

最終的に完成したバルバトスルプスは、バランスの取れたデザインと迫力満点の武装を持つ機体となりました。刀を追加したことで、戦闘的な印象を一層強調し、赤と黒の配色がしっかりと引き立つデザインに仕上がりました。改修や塗装のこだわりを最大限に活かし、非常に満足のいく結果となったと思います。

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