制作概要
- ベースキット
MG 1/100 νガンダム - ガレージキット
AOK silveroa - 追加装備
プレバン限定 ハイパー・メガ・バズーカキット
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制作ポイント
1. ガレージキットの特性と初期作業
ガレージキット特有のエッジの立ったパーツが多く、エッジ出し作業は不要。ただし、仮組みはテープ止めで行う必要があり、その工程は少々手間でした。また、塗り分けが多く、工程の段階で圧倒されるほどのパーツ量がありましたが、完成後のクオリティを考え妥協せず作業しました。
2. 塗装
- パープルの濃淡表現
- 濃いパープル:ガイア コバルトバイオレット
- 薄いパープル:ガイア アイスコバルトブルー + ガイア コバルトバイオレット
これにより自然なグラデーションを演出しています。 - 白装甲
重厚感を出すため黒立ち上げで仕上げ(使用塗料:ガイア EXホワイト)。 - 発光表現
- サイコフレームは蛍光ブルーグリーンで統一。
- 排気口などには蛍光オレンジを使用し、熱感を再現。
3. ファンネル(計12本)
一番の見せ場。
- レインボー塗装
- メタリックシールをUVジェルで封印し、光の反射感を強調
- 自立性の確保や耐久性向上のため、マウント箇所に真鍮線を追加補強
4. 追加ディテールアップ
- 関節やバーニアにメタルパーツを使用。
- センサー部には反射テープを採用し、光に反射する演出を施しました。
作業工程
- 欠品の確認
- ランナーゲートカット
- 仮組(テープ止めを活用)
- 部位ごとの分解と表面処理
- 洗浄
- プライマー塗布
- 捨てサフ(グレー)を吹き、表面処理の確認
- 不備があれば再処理後、再度サフ塗布
- 塗装
- マスキング作業(非常に多くの時間を要しました)
- デカール貼り
- 墨入れ
- トップコート(つや消し仕上げ)
- エッチングパーツ貼り付け
完成後のアドバイス
- ポロリ対策
スカート部やアンクルガード部など、一部ポロリが発生しやすい箇所があります。必要に応じて接着をおすすめしますが、お好みのポーズに調整後の固定を推奨。 - バックパック装着
本体との接続が若干緩めなため、確実に固定したい場合は接着が安心です。 - ファンネル固定
ファンネルとマウント部の接続は摩擦のみの構造のため、角度調整後の接着をおすすめします。
総評
制作期間約1ヶ月半、100時間以上を費やした渾身の大作です。各パーツの塗装やディテールへのこだわりが随所に光る仕上がりとなりました。iPadなど高解像度の端末で鑑賞いただくと、質感や発色をより楽しめますので、ぜひ高画質でご確認ください!