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炎と妖艶が交錯する戦姫!『玉藻ノ紅蓮』女子高生壱の武装を継承し、スサノヲ蒼炎の力を宿した新たな個体 

2024年9月2日

製作概要

今回の作品は、女子高生『壱』の武装、大太刀と脇差を継承し、オリジナル個体『玉藻ノ紅蓮』として仕上げたものです。最初は女子高生『壱』をベースに完成させる予定でしたが、イメージ通りの仕上がりにするのが難しく、方向性を変更して、皇巫(オウブ)スサノヲ蒼炎玉藻の前をミックスし、完全に新しい個体として作り直しました。

製作過程

制作は一筋縄ではいかず、何度もモチベーションが低下する場面がありました。それでも試行錯誤を重ね、ようやく完成にこぎつけました。完成までに前作から約4か月を要しましたが、その分細部にこだわり抜きました。製作過程の間にいくつかの方向性変更がありましたが、最終的にはバランスとデザインがうまく整いました。

改造箇所の詳細

改造点や工夫の詳細については画像でご確認いただけますが、主なポイントは以下の通りです:

  • 武装の調整: 大太刀と脇差は『壱』から継承し、玉藻ノ紅蓮の世界観に合わせて調整。大太刀は戦場での存在感を重視し、脇差は軽快な動きが出るようにデザインしました。
  • 新規デザイン要素: 皇巫スサノヲ蒼炎の力強さと玉藻の前の妖艶さを融合させ、全体的に炎をイメージしたデザインを強調。

玉藻ノ紅蓮のデザインポイント

  • 「和」と「炎」の融合
    玉藻の前の妖艶さとスサノヲ蒼炎の力強さを融合させたデザイン。和風の要素を取り入れつつ、炎をテーマにしたカラーリングで威厳を表現。
  • カラーリング
    炎をイメージした深紅や朱色を基調に、黒と金をアクセントとして使用。対比を活かした配色により、全体が引き締まった印象を与えています。
  • ディテールアップ
    細部にはデカールやエッチングパーツを活用し、全体の迫力を増加。特に武器や装甲にディテールを追加し、よりリアルで華やかな仕上がりにしました。

完成までの苦労と達成感

製作中は方向性の変更やモチベーションの低下が続きましたが、最終的に形になったときの達成感は非常に大きかったです。特に武装と全体のバランスがイメージ通りに仕上がったことに満足しています。製作途中、何度も諦めかけましたが、最終的に完成させることができて嬉しく思っています。

製作工程

  1. ランナーからパーツ切り離し
    必要なパーツをランナーから切り離す。
  2. アルティメットニッパーで2度切り
    精密にニッパーで切り離し、ゲート跡を最小限に。
  3. 仮組みとミキシング
    仮組みしてパーツのバランスを確認し、必要に応じてミキシング。
  4. カラー考案(ペイントソフト使用)
    ペイントソフトでカラーリングをシミュレーション。
  5. 可動部のクラン調整
    可動部分を塗装後に調整、剥げ防止。
  6. 合わせ目消し
    接合部分の合わせ目を消す。
  7. 表面処理(ヤスリ使用)
    ヤスリで表面を滑らかに整え、エッジを出す。
  8. 超音波洗浄
    パーツをバラして汚れを落とす。
  9. プライマー塗布
    塗装がしっかり定着するようにプライマーを塗布。
  10. サフチェック
    サーフェイサーで表面の不備を確認・修正。
  11. 本塗装
    ラッカー塗料で本塗装を施す。
  12. シタデルカラーで筆塗り
    細かいディテールを筆塗りで仕上げ。
  13. デカール貼り
    デカールを貼り付け、デザインを加える。
  14. 肌パーツにスムースクリアコート
    肌部分に艶消しクリアコートを塗布。
  15. ウェザリングマスターでシャドウ塗布
    肌にシャドウやチークを塗布。
  16. トップコートで仕上げ
    艶消しトップコートでウェザリングを定着。
  17. スミ入れ
    各所にスミ入れをしてディテールを強調。

この流れで細部を調整し、最終的に完成品を仕上げました

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