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暗黒の力を纏ったバルバトスルプスレクス:デモニックアームとゼルトザームの融合

2021年12月16日

制作概要

「禍々しい美学」—フルメカニクス バルバトスルプスレクス改造計画

今回はフルメカニクス バルバトスルプスレクスをベースに、ゼルトザームの腕2本とコトブキヤのデモニックアームを装着したカスタムを施しました。テーマは「禍々しい」。その名の通り、ダークで迫力のある印象を与えるよう、カラーリングも黒を基調に暗めのトーンでまとめ、改造内容にマッチしたディテールアップを加えています。

改造のポイント

まず、バルバトスルプスレクス本体にゼルトザームの腕をバックパックに装備するための改造を施しました。これにより、ユニークなアクションやポージングが可能になり、背中に装備されたゼルトザームの腕がより禍々しい印象を強めています。

さらに、コトブキヤのデモニックアームを尻部外装に取り付ける改造を行いました。このアームはフレキシブルに可動し、機体にさらなる武装感と不穏な印象をプラスしています。

腰部の改造

腰部は6ミリ延長して、S字立ちができるようスタイルを改修しました。これに合わせて、シリンダーを増設し、合計で4基に。これにより、機体のフォルムが引き締まり、全体的にバランスが取れた印象になっています。

爪ユニットとディテールアップ

爪ユニットは計4基をすべてシャープ化し、ゼルト爪部分は肉抜き穴をパテで埋めて精度を向上させました。爪が鋭く、禍々しい印象を強調します。さらに、アンテナのシャープ化や、つま先部分の肉抜き穴埋めにも手を加えています。

膝部とテイルブレードの改造

膝部にはヴィダールのブースターを取り付け、戦闘時におけるダイナミックな動きを演出。テイルブレードの接続部をプラ棒で延長し、より安定した可動ができるようにしています。

細部へのこだわり

デモニックアームはシタデルやエナメル塗料を使用して細かく塗り分け、ディテールが引き立つようにしています。また、各金属部にはメタリックカラーを塗り分けて、重厚感と共に精密な仕上がりを実現しました。

基本工作

  • ゲート処理
  • 表面処理(ヤスリ600~1500まで適宜)
  • スジボリ新規彫り及び既存モールの彫り直し
  • 超音波洗浄の後、全塗装
  • 各箇所塗り分け
  • 塗装は下地にサフ→各色塗装→各部塗り分け→場所によりシタデルで筆塗り
  • 水転写デカール貼り付け→つや消しクリアー
  • グレー又はブラックでモールドに墨入れ

まとめ

禍々しいテーマに沿った改造と塗装で、バルバトスルプスレクスを独自の美学で仕上げました。ゼルトザームの腕やデモニックアームの取り付けにより、武装感や異常性が際立っています。各部のディテールアップにより、さらに重厚感が増し、迫力のある完成度となっています。

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