GUSTO COBRA EVOを購入して分かったこと──設計の不具合と、その先にあった“まさか”の対応
以前、こちらのページでGUSTO COBRA EVOを購入して、良い点・悪い点を真面目にレビューした記事を書きました
実際、最初は「コスパの良い優秀なバイクだ」と思っていたのです
でも今は、そのレビューを公開していたことすら後悔しています
なので大幅にリライトしました
なぜなら、GUSTOというメーカーのユーザー対応があまりにも信じられないレベルだったからです。
ここまでユーザーを舐めた態度を取るブランドが存在するのかと、本当に呆れました
私のブログ記事は、ありがたいことにそのグストのレビューが一番多く読まれており、
そこからわかる通り、グストというメーカーについて詳しく知りたいと思っている方が多いと思われます
なので、少なからず影響力があると自負しています。
だからこそ、GUSTOというメーカーが「いざ不具合やトラブルが起きたときにどう対応するのか」
——その現実を、これから購入を検討している方にはぜひ知っておいてほしいのです。
はっきり言っておきます
グストはやめとけ
ユーザーの声を無視し、都合の悪い指摘には平気でダンマリを決め込むようなメーカーでした
私からは到底人に勧められません。
今回、私自身が何度もサポートに連絡し、最終的には2ヶ月近く放置された挙句、的外れな回答、そしてまた無視されました。
もしもあなたのバイクにも不具合があった場合、同じように「無かったこと」にされる可能性がある、ということです。
これはもう、自転車としての性能以前の問題です。
だから、私はもはやこのバイクを「レビューする価値のある製品」だとは思っていません。
以前のレビュー記事を大幅に改変し、
- 「何が問題だったのか?」
- 「どう問い合わせたのか?」
- 「そしてメーカーはどんな対応をしてきたのか?」
実際のやり取りを公開しながら、時系列でお伝えしていきます。
この記事では、「このメーカーを選ぶかどうか」を冷静に判断するための材料として、事実を記しておきます

普段はもっとゆる~く楽しくやってるブログなんですが、
今回ばかりはさすがに…ね。ちょっと真面目&怒りモードです。
これから買おうとしてる人には本当に伝えたくて。
なので少々荒めの表現が出ますがご了承を
いやほんと、ここまでコケにされるとは自分でも思ってなかった(笑)
普段は「これ最高!」とか言ってテンション高めにレビューしてるんですが、今回はちょっと違います。
真面目な話、多くの人に知ってほしくて筆を取りました。
…いや、キーボードを打ちました
そもそも・・・Canyonから買い替えた理由──そしてGUSTOにたどり着いた話
私が愛用していたCanyon Ultimateは、
フレームサイズの都合でホイールが650Bという
特殊なサイズ専用設計でした
そのホイール規格があまりにも不便で
乗り換えることにしたんです
詳しくは過去記事で紹介しています
そこから、「次の1台」を探す旅が始まりました。
Canyon Ultimateでは特殊なホイール規格で不便を感じていので
「700CホイールのXSフレーム」が次の選定条件に。
7つの条件
最近の値上げ事情も踏まえて、以下の条件で新車を探し始めました。
- 身長160cm前後対応のフレームでも700Cホイールが履けること
- 完成車で7kg台
- フレームはフルカーボン
- ケーブルフル内装(Canyon Ultimateで初体験し、そのスッキリ感に惚れ込んだこれは絶対条件)
- 価格は50万円以内
- コンポーネントはDi2(電動式)
- ディスクブレーキ仕様
この条件で探してみると、有名メーカーは軒並み予算オーバー…。
ここ最近の物価高騰で、かつて“コスパの王様”と称されたCanyonですら、
信じられないほどの値上がりを見せています。
Canyonは好きだけど、もはや「コスパ最強」は過去の話。

Canyonも値段的に絶対に無理なラインまで来たなー
候補は限られていきました。
最終候補は台湾メーカー+謎のロードバイクメーカー「GUSTO」
台湾系の「MERIDA」や
「GIANT」、
そして中国系の「Winspace」
などが候補に。
そんな中、出会ったのが今回レビューする
「GUSTO」という謎メーカー
スペックだけで見ると「GUSTO COBRA EVO SPORT TE」は私の条件をすべて満たしていました
ちなみに私が注文した2024年8月時点では
【COBRA EVO SPORT ULTRA】
という名称だったんですが、納車後気付いたら
【COBRA EVO SPORT TE】という
謎にサイレント改名されてました
発表後に改名するの紛らわしいからやめてほしい
全てのモデルで改名があったかは定かではありません
条件を満たす唯一の存在「GUSTO COBRA EVO SPORT TE」
- Di2(105グレード)搭載
- ケーブルフル内装・一体型ハンドル
- カーボンホイール標準装備
- フレーム・フォークともにカーボン
- XSサイズでも700Cホイール
- 重量は約7.9kg
- 価格はなんと約50万円以下
GUSTOに決めた理由──「他に選択肢がなかった」
GUSTOというブランドについて、事前にネットでレビューを調べてみました
しかし、出てくるのは「コスパ最強!」という使い古された表現と、
「かつてポガチャルが在籍していたチームに供給している」という、どうでもいいような情報ばかり。

まともなレビューもなくて困っていました
正直、そうした“浅い情報”ばかりが並んでいることに少し不安を覚えました
本当に良い製品なら、もっと使った人のリアルな声があってもいいはずだ、と
それでも──私の求める条件を満たし、手の届く価格帯で手に入るのはGUSTOしかなかった
背中を押されたのは、「価格的にもはや、選択肢が他にない」という現実でした
レビューはなく不安でしたが、逆に「自腹購入のリアルレビュー」として発信する使命感で購入を決意しました
購入した後で、ひとつだけ後悔したことがあります
それは、ブリヂストンの「ANCHOR RE8」が発売されたこと。
このモデルは、私が求めていた条件に驚くほど近く、
しかも国内ブランドならではの信頼感もあった
もしこの情報がもう少し早く出ていたなら──間違いなくRE8を選んでいたと思います
私が購入したのは「COBRA EVO SPORT TE」というモデル
しかしこのロードバイクに最大の盲点があったのです…
XSサイズに潜む“致命的な欠点”とは?
私が購入したGUSTO COBRA EVO SPORT TEのサイズはXSサイズ。
身長162cmでちょうど良いフィット感ですが、乗ってすぐに感じた違和感がひとつ…。
それが「つま先とフロントタイヤの干渉問題」です。
右左折時にタイヤに足が当たる




走り出してすぐ、交差点で右左折しようとすると「ん?足が当たる?」と違和感。
試しにハンドルを大きく切ってみると、つま先の先端がタイヤにヒットしました。
これはカッコよく言えば「トーオーバーラップ(Toe Overlap)」と呼ばれる現象だそうで、小さめのフレーム×大きなホイール(700C)でよく起きる問題のようで、
特にクリートで足が固定されるビンディングペダル使用時は事故にもつながる可能性があるとされます
これまで六台、いろんなメーカーのロードバイクに乗り継いできたけど──
まさか「つま先とタイヤが当たる」なんて、トラブルに出くわすとは思わなかった。
しかも驚いたのは、代理店ですらこの問題をちゃんと把握してなかったこと
正直、これを知っていたら、間違いなく購入は一旦見送っていた
まあ、買う前にもっとジオメトリを読み込んで、この問題に気づけなかったのは私の落ち度です
…が
そんな問題を抱えた商品を、説明もなく売るなんて絶対にダメでしょ
特に小さいサイズのフレームでは、ハンドルを切ったときにつま先と前輪が干渉する現象が起こるこ可能性があることは
すべての購入者が事前に専門的な知識を持っているとは限らない以上、販売側がきちんと説明すべきだ思うんです
ましてやロード初心者の方なんて、ジオメトリを読み解けるはずもなく、
これからロードバイクを始めようとワクワクして、コスパの良さに惹かれてGUSTOを選ぶ可能性だって十分にあります。
そんな期待に胸を膨らませて買ったのに、こんな問題が起きる自転車なんて、
“地雷”でしかありません。

やっぱどっかしら問題あるんじゃないか?ていう悪い予感は当たったな
ちなみに私の環境ではクランクは162.5cmを使用しており、クリート位置も最適なポジションで設定してもつま先干渉問題が発生します。
なのでクランクをさらに短くや、クリート位置を変えるなどの対応策も不可能です
【グスト買う前に絶対読んで】プロがズバリ解説してくれていた!この問題を指摘している“のむラボ”さんのブログ
この「つま先とフロントタイヤの干渉」問題──
実は私、購入後にこの問題に直面してから、ひとりで悶々と悩んでいました。
そんなときに出会ったのが、大阪市の自転車工房「のむラボ」さんのブログ記事です。
ロード好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれない、あの“のむラボ”さん。
そのブログで、この問題をズバッと指摘・解説してくれていたんです。
ちなみに──
この解説記事、まず最初に目に飛び込んできたのが超ド直球すぎる一文でした(笑)
「グストのフレームはある点において比類なきレベルのクソである」
──最初に読んだときは正直ちょっとビビりました。
え、えぇっ!?そんなストレートな言い方する!?
普段のネット記事ではなかなかお目にかかれない強烈な表現に、
「こ、この人ちょっと怖いかも…」と内心ドキドキしながら読み進めたんですが──
読み進めるほどに、その言葉の意味と背景がどんどん明らかになっていく。
そこには誇張でも悪意でもなく、
何年にもわたり多くの自転車と向き合ってきた人だからこそ到達できる“説得力の塊”がありました。
「比類なきクソ」ってワードだけ切り取ると衝撃的だけど、
中身をちゃんと読むと、他メーカーを引き合いに出しながら、フロント周りの設計について徹底的に掘り下げた非常に本質的な内容であり、
設計意図・サイズバランス・ライダーへの影響までをも考慮した、まさにプロの見解なんです。
怒りじゃなく“真実”を語っている人の言葉なんですよね。
プロってすげー…めちゃくちゃ説得力あるな…
と、気づけば引き込まれて読んでいました。
とくに私のようにジオメトリを深く理解できていない人間にとっては、この問題がなぜ起きるのか、がものすごく腑に落ちる内容でした。
悩んでいたモヤモヤが一気に晴れて、「やっぱり安さにはちゃんと“理由”があったんだ」と確信できたのは、この記事のおかげです。
そして──
「購入前にこの記事を読んでおけばよかった」と、心の底から思いました。
これからGUSTOを検討している方、あるいは小さいサイズのフレームを選ぼうとしている方は必ず読んでほしい。
あの記事がなかったら、私は今でもこの問題の正体をつかめないままだったと思います。
この記事で勉強になったのはいいんですが、正直、愛車への熱が冷めたのも事実です(笑)
ちなみに、この「つま先とタイヤが当たる問題」が発生しているのは、あくまでXSサイズのフレームについてです。
私自身が乗っているのもこのXSサイズで、実際に走行中、つま先と前輪が接触する現象を確認しています。
ただし、その上のサイズ──たとえばSサイズやMサイズなど──でも同じ問題が発生するかどうかは、正直なところ分かりません。
上のサイズになると、ホイールベース(前後の車輪の間隔)やフレームの寸法バランスが変わるため、つま先のクリアランスが多少広く取られている可能性もあります。
つまり、「GUSTOのすべてのサイズでこの問題が起きる」と断定するつもりはありません。
ただ、少なくともXSサイズについては、つま先とタイヤのクリアランスが明らかに足りていない設計になっているのは間違いない、というのが私の実体験に基づく事実です。
GUSTOに問い合わせをしたら信じられない対応が!
実は、つま先と前輪の干渉問題についてGUSTOに直接問い合わせをしたところ、非常に驚くべき対応を受けました。
この経験を通じて見えてきた企業としての姿勢も含め、読者の皆さんにお伝えしたいと思います。
そこで、私と代理店、そしてメーカーとのやり取りを時系列で偽りなくまとめました。
これからGUSTOの購入を検討される方にとって、重要な判断材料になると考えています。
ちなみに補足しておくと、この「つま先が前輪に当たる問題」が発覚したのは、購入店で軽く整備してもらったあと、私自身が組み上げて実際に本格的に乗り出してからでした。
その時点ですでに、コラムはカット済み、コンポーネントも載せ替えて旧バイクに移し、売却済みという状況。
だからこそ「返品」も「元に戻す」も難しく、本当に困っていたんです
その点も事実として問い合わせしています
この問題について、以下の点をGUSTO(メーカー)側に確認したいと考え、販売店を通じて問い合わせをしました
- このつま先干渉が製品仕様として想定されていたものかどうかメーカーとしての見解を聞きたい
- この問題に対して、メーカーとして何らかのサポート・対応方針があるかどうか。
重要なポイント:購入前の情報提供がなかった
また、購入前の時点では、販売店・メーカーのいずれからもつま先とフロントタイヤの干渉の点に関する説明は一切なかった
もし事前にその情報が提供されていれば、間違いなく購入を見送っていた
その点も踏まえて問い合わせしました
メーカーへの問い合わせ時系列
- 2025年5月初旬
GUSTO公式サイトの問い合わせフォームから直接連絡を行ったが 何の音沙汰もなし - 2025年5月初旬
メーカーからは何の返答もなく
こっちからコンタクトを取る術が全く無いので
販売店を通じて、GUSTOに対し
「交差点などでハンドルを切った際につま先と前輪が干渉する」
という問題について問い合わせしてもらいました。
この際、販売店からは
「メーカー(GUSTO)には電話とメールで連絡したが、
担当者が不在とのことで、返信があり次第こちら(私)に連絡する」
という返答をもらった - 2025年5月下旬
GUSTOからの返答は依然なし。
その間、販売店からは代替策として
「ショートクランクへの交換」と
「ペダルのアクスルを長くする」
というご提案をいただきました。
ショートクランクについてはすでに導入済みですが、ペダルに関しては現在使用中のものが自分に合っていること、
金額の面でさらなる追加投資は避けたいこと
それに本来の目的はGUSTO側としての正式な見解を確認することであったため
ありがたいご提案ではありますが辞退させていただきました。 - 2025年6月上旬(初回相談から1か月後)
連絡がないため、再度販売店に状況確認の問い合わせを行いました。
それに対して販売店からは以下のような返答がありました:
> メーカーには何度か電話をしたが、最初は不在で、次からは着信拒否と思われる応答になった。
> 販売店から送ったメールにも一切返答がない
販売店からのこのメールを見たとき本当に言葉を失いました。
「販売店」ってそもそもメーカーと在庫の確認・納品・発注・保証対応などで日常的に連絡を取り合ってるんじゃないの?
「メールしても返信ない」「電話も着信拒否っぽい」って、じゃあ他のやりとりも全部止まってるの?
全くあり得ない話です。
「保証対応には返事しないけど、他のやり取りは普通にしてます」っていう状態なんでしょうか?
マジでわけわかりません
それに、購入時には保証カードも付属していたんですが、
もし今後、他の不具合が起きた場合にメーカーに問い合わせても、今回と同様に無視されるのでしょうか!?
正直、今回の件に限って都合が悪いから私にだけ“だんまりを決め込んでいる”のでは?と疑わざるを得ません。
結局のところ、真相がどうであれ
一連の対応で見えた企業姿勢に、ただただ失望しました。
正直、この件についてはこの時点で「ああ、もうこのメーカーはそういうとこなんだな…」と半ばあきらめかけていました
何度連絡しても返答はなく、販売店からも信用できない返答ばかり
メーカーも販売店もどっちもクソで
「今回ばかりは完全に地雷を踏んだな」と。
コスパに釣られて選んでしまった自分にも責任はあると感じ、
これはもう“高い勉強代”だったと割り切るしかないか……と、自分に言い聞かせて収めようとしていた時期もあります。
「もう追及するのも疲れるし、ブログに注意喚起だけして終わろう」とも思っていたんです。
でも、時間が経つにつれてどうにも怒りが収まらなくなってきました。
あまりにも誠意がなく、あまりにもユーザーをコケにしているとしか思えない対応。
このままうやむやで終わらせるのは、自分でも納得できない──そう思って、
結局、GUSTO側から何が何でもきちんとした返答を聞き出すべく、以下のメールを改めて販売店に送りました
- 2025年6月下旬(初回相談から約1か月半後)
・GUSTO側と「連絡が一切取れない」との説明を受けたが、日常的に連絡を取っているはずで、信じがたい。
仮に事実だとしても、販売店としてこの状況を放置するのは無責任ではないか。
・保証カードも付属していたのに、サポート体制が機能していないのは重大な問題。
今後不具合が起きても同じように無視されるのか?
それとも今回だけ“都合が悪いから黙殺”しているのか?
・こちらはクレームではなく「メーカーとしての見解と対応の可否」についての返答を求めているだけ
・現在、明確な返答があるまで問題のバイクには一切乗っておらず保管状態。
・初回相談(5月9日)からすでに1ヶ月半以上が経過しており、「対応する気がない」としか受け取れない。
販売店として責任を持って見解と対応を引き出すよう、強く要望。 - 2025年7月上旬(初回相談から約2か月後)
上記のメールから10日後(放置しすぎだって)
販売店から返答あり
担当者が変わったらしく連絡が取れるようになったとの事
そのうちグストから連絡行くと思うとの事 - 2025年7月上旬(初回相談から約2か月後)
グストJAPANよりメールが来ました
ようやくファーストコンタクトです(この時点でもう異常だろ)
返答本文が短いので全文を載せることもできますが
以下返答の要点だけをまとめると
・購入した「GUSTO COBRA EVO」の件で、不安な思いをさせたことを謝罪。
・これまで何度か連絡を受けていたが、返信に時間がかかったことについて重ねて謝罪。
【つま先と前輪の接触についての見解】
・COBRA EVOを含む多くのレーシングジオメトリー採用バイクは、俊敏性と反応性を高めるためにホイールベースを短く設計している。
・GUSTOの全フレームは、UCI(国際自転車競技連合)の安全・設計基準をクリアしている。
・設計は国際競技基準に適合しており、プロ選手も同じ車体でレースに出場している。
・COBRA EVOの性能を最大限に活かすための仕様である
よって、製品の基本設計と安全性については「ご安心ください」との記載が
なお、メール内に以下の不十分・問題と感じられる点も含まれています:
・2ヶ月もかかった理由の説明は一切なし
・事実上「設計に問題なし」と突っぱねるスタンス
・「プロ選手も使ってるから大丈夫」という謎理論で片付けている
・トーオーバーラップに関する具体的な対策や提案はゼロ
回答内容に対して感じた強い疑問と違和感
正直に言って、GUSTOからの回答には納得できるものではなかったです
というのも、彼らはこう答えてきたのです:
- UCIの安全基準はクリアしている
- プロ選手も同じ車体でレースに出ている
──だから安心してほしい、という内容でした。
でも、私が実際に直面しているのは
「つま先が前輪に接触して危険」という、まぎれもない“事実”です。
実際に走行中にヒヤッとするような現象が起きているのに、
なぜ「安全性は問題ない」と言い切れるのか。
その根拠も示されず、論点も完全にズレている
私が聞きたいのは
「UCI基準を満たしているか」ではない
「プロが乗ってるかどうか」でもない
そんなんどうだっていい
この車体において、つま先が当たってしまう事実があっても、なぜ安全だと言えるのか?
──矛盾してるじゃん
私が問い合わせをしているのは、安心して乗れないからです。
にもかかわらず、そこに向き合わずに形式的な説明で済まそうとする。
そんな舐め腐った本質を無視した内容で納得できるわけ無い
もし仮に、「すでにコラムもカットされていて、コンポも別に移されているので、今回はこれ以上の対応は難しい」とでも言われたのなら──
それならまだ理解できます
- 2025年7月上旬
回答では以下の説明がされたが
- 「ホイールベースを短くした設計である」
- 「UCI基準をクリアしている」
- 「プロ選手も同じ車体を使用している」
しかし、実際に直面しているのは「つま先と前輪が接触するという危険な現象」であり、その説明では問題の本質に答えていない。
「事故リスクがある状態なのに、なぜ“安全だから安心して”と言えるのか?」回答を求めた
安心して乗れないからこそ問い合わせをしているのに、形式的な説明だけでは納得できない。
・核心的な問いとして
「“つま先が当たっても安全性に問題ない”というのが公式見解なのか?」と明確に確認を求めた
回答の矛盾を指摘しつつ、「ユーザーが納得できる説明を改めてお願いしたい」と再回答を要求
現時点ではここまで
案の定上記の問い合わせをしても安定の無視(10日間経過中)
ユーザーに対してそんな対応取っちゃうんですよグストって
結局のところ、
ユーザーの実体験や不安に正面から向き合う気がない──
それこそが、“GUSTO社の見解”だったのだと、気づきました
私がずっと求めていた「答え」は、結局この態度そのものだったのです
コスパと命、どっちが大事?「コスパ最強!」に釣られてGUSTOを買う前に一旦考えて
SNSやYouTubeで「コスパ最強!」と持ち上げられているバイクって、たくさんあります。
GUSTOもそのひとつでした。
確かに、価格だけ見れば他社を圧倒しているし、スペック表も申し分ないように見えるかもしれません。
でも──
いざ不具合が起きたとき、
そのメーカーは本当に、あなたの命と向き合ってくれますか?
「安いから仕方ない」で済ませられるなら、それはもうスポーツバイクじゃない。
私が今回強く感じたのは、“本当の意味で信頼できるメーカーかどうか”が、何より大切だということです。
しかも今は、インフルエンサーやYouTuberが「案件」としてバイクを紹介する時代。
彼らが紹介しているバイクは、自分のお金で、悩みに悩んで選んだ“たった一台の愛車”ではありません
言ってしまえば、購買意欲を煽るための“道具”として紹介しているだけです。
当然、深い実体験やトラブル時のリアルな対応まで語られることはほとんどありません。
そんな人たちの言葉を鵜呑みにして選んでしまうと、本当に大切な判断を見誤る可能性があります。
流行りや評判に流されず、しっかりと自分で調べて、自分で判断すること。
これこそが、後悔しない選び方だと、強くお伝えしたい。
最後にもう一度、繰り返します。
「コスパ」よりも「命」が大事。
それを忘れずに、自転車選びをしてください。

私みたいに、痛い目を見ないようにしましょう(笑)
まとめ|GUSTOはやめとけ。少なくとも“小さいサイズ”は絶対に。
私自身の体験から、結論ははっきりしています。
GUSTOはやめとけ
とくに、小さいサイズのフレーム(XS)を検討している方、絶対買ってはいけません
なぜなら、今回私が直面したのは、
走行中につま先が前輪に接触するという、安全面にかかわる重大な問題でした。
それにもかかわらず、メーカーから返ってきたのは
「UCI基準は満たしているから安心してくれ」
「プロも同じ車体を使っているから安全性に関しては問題なし」
──という、私の体験を一切受け止めていない形式的な説明だけでした
つまり、不具合が起きても、まともに取り合ってもらえない可能性がある
これが何より深刻です。
自転車は命を預ける乗り物です
だからこそ、不具合が起きたときに、きちんと向き合ってくれるメーカーかどうかは、
本当に大事な判断ポイントだと、今回の件で痛感しました
価格やスペックの魅力に惹かれて選んだバイクでしたが、
今となっては「コスパに釣られて大切な時間と気持ちを無駄にした」とすら感じています
もしあなたがGUSTOを検討しているなら、ぜひこの実体験を参考にしてもらいたい
そして、この対応を“メーカーとして普通”だと思えるかどうか──
それを考えたうえで、購入判断をしてほしいと思います。
本記事で取り上げている内容は、実際に製品を購入・使用する中で判明した事実に基づいており
あくまで参考情報として、
GUSTOというメーカーの評価や購入の最終判断は読者ご自身でご判断いただければと思います