「子どもの写真、スマホでいいかな…でもなんか物足りない」って悩んでいませんか?
わかります。その感覚、私もまったく同じでした
もともと私は、Nikonの一眼レフ「D5600」を使っていました
カメラとしては文句なしの性能で、軽量コンパクトで描写力もバッチリ

でも──子どもが生まれてから生活が一変したんです
おぎゃ!
オムツ替えて、ミルク作って、追いかけ回して…
そんな日々の中で、
「あっ今撮りたい!」って瞬間にD5600を出す余裕がない
気づけばスマホばっかり使うようになってました。
あの“サクッと撮れる鬼機動力”、やっぱ便利なんですよね。
でも、ある日ふと、同じような構図でスマホと一眼レフで撮った写真を見比べてみたんです。
スマホの画質にも満足してたつもりだったけど、比べてみるとその差は歴然で――
被写体の浮かび上がり方やボケ感、解像度、光の入り方、肌の質感――
こうしたあらゆるディテールで、一眼レフの写真はまるで“作品”みたいに感じました。
スマホはただの“記録写真”だけど、一眼レフの写真はまさに“思い出のアート”だったんです。
この違いに、改めて衝撃を受けました。
それからは、「なるべく一眼で撮ろう」と決意して、D5600を再び使い始めたんですが…
もっと性能が良くて、今の時代に合った“持ち出せるカメラ”が欲しくなって。
そこで興味が湧いてきたのが、最新のミラーレスカメラでした
とはいえ…高いし、失敗したくないし、選ぶのめちゃくちゃ悩む
そんな中で最終的に選んだのが、Nikon Z50II 16-50 VR レンズキットです。

使ってみて思ったのは、やっぱり大正解だったということ
この機種はエントリーモデル扱いされがちだけど、そんなこと全然なくて
むしろ子育て世帯にピッタリのベストチョイスだと断言できます
- なぜこのカメラを選んだのか?
- なぜ子育て世帯におすすめなのか?
- どうして他のフルサイズ機じゃなかったのか?
この記事では、D5600からZ50IIへ乗り換えた私の体験談を
子育てパパ目線でじっくり徹底的に、撮った写真とともに解説していきますね!
ちなみに私はカメラの専門家ではありません
だからこの記事では、AFがどうとか、あれこれ専門用語を並べた難しい解説はしません
そういう深いレビューはプロの方々にお任せして
ここでは、「子育て真っ最中のパパ目線」で、“リアルに子どもの写真を撮って感じたこと”を中心に
カメラ初心者でもわかるように、わかりやすくレビューしていきます!
なぜZ50Ⅱにしたのか──子育てパパ視点で考えたとき
ぶっちゃけます。
カメラの値段設定、正気の沙汰じゃないでしょ。
最近のミラーレス、「このレンズとセットで35万!」とか平然と言ってくる。
この物価高の時代に、子育て世帯がポンと出せる金額じゃないですって…
だから、最初にハッキリ決めてました。
「20万円以内で、できるだけ後悔しないカメラを選ぶ」と。
候補に挙がったのは「Z50Ⅱ」か「Z5Ⅱ」(フツーに20万超えw)
正直、Z5Ⅱ(フルサイズ機)もめっちゃ気になってました。
センサーも大きいし、画質もさらに上。
「せっかく買うならフルサイズか?」って、
一瞬めちゃくちゃ揺れました。
でも、冷静に考えました。
モデラーとして、パパとして、本当に欲しいカメラってどっちなんだ?と。
子育てパパとして子供の写真を撮るとして、以下をじっくり考えたんです
持ち出し率 × 撮影チャンス = 真の思い出数
| Z50Ⅱ(APS-C) | Z5Ⅱ(フルサイズ) | |
|---|---|---|
| サイズ | 小さい・軽い(550g) | 大きめ・重い(700g) |
| 持ち出し率 | 高い | 低くなりがち |
| 撮影機会 | 多くなる | 減りがち |
| 結果 | 思い出が増える | 思い出が減る |
フルサイズ機買ったところでコンテストにでも出すんか?違うだろ?
と、自分に問うたんです
カメラって、性能が良くなればなるほど
レンズも本体も大きく重くなっていくんです
値段も大きくなる
でもそれ、本当に子育てに向いてる?
ええ、ワタクシZ5Ⅱ本気で迷いましたよ
でも、毎日子どもの世話をしている中で、
「よし、今日はあの重たいカメラを持ち出そう!」なんて気力…出るわけない…
子どもとお出かけするときは荷物も多いし、こっちは常にバタバタ
そんな中、デカくて重いカメラなんて持ち歩く余裕、ゼロです!
「せっかくならフルサイズ!」に待ったをかけたい理由
ちょっと待って、フルサイズに飛びつく前に一回深呼吸しよう
「せっかくならフルサイズ!」って思う気持ちはめちゃくちゃわかるけど、子育て写真の使い道をよーく思い返してみてほしい
たぶん見るのはスマホよね?
良くてタブレットに移して、家族や友だちと一緒に眺めるくらいじゃないかな
正直その環境で、フルサイズの超絶画質って…ほぼ活きないと思うんです
SNSやLINEに送った時点で画質なんてガッツリ圧縮されるしね
Z50ⅡみたいなAPS-Cでも十分キレイに撮れるし、むしろ軽くて持ち出しやすい分「撮れる回数」が増える
フルサイズは確かにすごいんだけど、ボディもレンズもデカく重くなるし、子どもと出かける時は正直ジャマに感じる場面が増えるはず
ぶっちゃけ私はフルサイズ機を使ったことないんだけど、それでもAPS-Cで撮った子どもの写真に不満を感じたことは一度もない
成長記録としてはこれ以上の画質、いらないんじゃないかなって確信してる
だからね、「どうせならフルサイズ!」って勢いで決めちゃう前に、一回冷静になってほしい
子育てカメラは画質よりも“軽さと持ち出しやすさ”の方が、長い目で見て絶対に価値があるから
スマホ最強は認める──でもミラーレス同士なら150g差は無視できない
正直に言います
子育ての外出時において、持ち出しやすさ(機動性)でスマホに勝てるカメラは存在しません
ポケットからサッと出せて、片手で撮れて、しかも荷物ゼロ
これはもう物理的に敵わないんです
でも、それでもスマホじゃ撮れない“本気の写真”を残したいから、私はミラーレスカメラを選びました
そこで問題になるのが──ミラーレスカメラ同士の重量差
Z50Ⅱは550g、Z5Ⅱは700g(いずれもバッテリー込み)
数字にするとたった150gの差ですが、この差が想像以上に持ち出しモチベを削ってきます
実際にカメラ屋で両方を手に取った瞬間、感覚はまったく別物でした
Z5Ⅱはズシッと手に乗る重量感に加え、ボディサイズも一回り大きい
「うわ、これは持って歩くのがちょっと億劫になりそうだな…」となり
一気にフルサイズ機への熱が引いていきました
150gって、赤ちゃんの哺乳瓶(中身入り)や水筒の小サイズくらい
育児バッグに入れると、ズシッと感がはっきり分かるレベルです
しかも抱っこ紐・ベビーカー・オムツセットと一緒に持つと、ちょっとした重量の違いがじわじわと体力を削ってきます
そして一番大きいのは心理的ハードル
「今日は荷物多いし、あの重いカメラ持って行くのはやめとくか…」
これが数回続くと、あっという間にカメラ持ち出し率の低下 → スマホ頼み生活に逆戻りです
その点、Z50Ⅱはコンパクトかつ軽量で、ミラーレスの中ではトップクラスの“持ち出しやすさ”
もちろんスマホほどの手軽さはないけれど、フルサイズ機よりは圧倒的にバッグに放り込みやすい
結果、ミラーレスを持ち出す機会が増え、子どもの成長記録を高画質で残せる確率も上がります
ミラーレス同士で迷っているなら、150g差は“誤差”じゃありません
それは、未来の思い出アルバムのページ数を増やすか減らすかを左右する大きな要素です
“カメラは使ってナンボ”。持ち出さなきゃ意味がない。
Z50Ⅱはボディが小さいため持ち出しのハードルがぐんと下がる
「これならギリ連れ出せる」って思えたのが決め手です
だから私はZ50IIを選びました

結果、大正解、大満足
APS-Cセンサーですが、クッソ高画質!



産まれて数時間のカナヘビちゃん


夜のねぶた祭なんかもバッチリ


ちなみに、撮るときの設定は「画質:NORMAL」「サイズ:Mサイズ(中くらい)」くらいにしています
正直この設定でもスマホとは比べものにならないくらいきれいです
さらに画質にこだわる方は
「FINE」や「RAW+JPEG」「Lサイズ」など、もっと上のクオリティで記録することもできます
とはいえ、私のような子育てカメラ勢にとっては「メモリーカードの容量やあとでの管理のしやすさ」も大事なので、今の設定がちょうどよく感じています
しかも軽量・コンパクト!気軽に持ち出せる!
これがフルサイズ機にも勝る圧倒的メリット!
D5600からの乗り換えだけど、描写力も全然満足。
「欲しい機能、全部入りでこのサイズと値段」ってマジ神バランス。
でも高いけど…
ちなみに価格は……泣くほど高い
選んだZ50Ⅱ、ボディ+レンズセットで15万円
……いや、普通に高いって
でもその分、ガッツリ使い倒せば元が取れると確信してます
だって、「撮影できなかった瞬間=取り戻せない損失」ですからね。
「今の自分にとって、最も使いこなせる最高のカメラはどれだ?」
そう考えたとき、Z50Ⅱがベストの選択肢でした。
スマホで十分?いやいや──Z50Ⅱは“別次元”です。
え?カメラ買うの?スマホで良くない?
最近のスマホすごいじゃん。ポートレートモードもあるし
──はい、その声、全方位から聞こえてます。
確かに、スマホカメラは本当にすごい。
- 瞬時に撮れる
- すぐシェアできる
- 軽くてポケットに入る
画質も年々進化して、夜景も勝手に明るくなるし、背景もふんわりボケる
設定を気にしなくても、タッチひとつでそこそこキレイな写真が撮れる。
「手軽さ」ではスマホが最強です。
でも。
Z50Ⅱで撮った写真とスマホの写真を並べたら、一瞬でわかる。
- とろけるようなボケ感
- 細かな模様まで描き出す解像度
- 目で見たままの色のり
- ぷにぷにした肌の質感
- 光と影の立体感
- 滑らかな色のグラデーション
──ぜんっぜん違う。
スマホは“記録”には十分だけど、“残す”写真はやっぱり専用カメラの世界。
ただ、たとえZ50Ⅱが軽くてコンパクトでも、「持ち出すぞ!」という気合いと、
ちょっとした設定の知識は必要になることは事実
だから、「気づけばスマホばっかり使ってる…」というパターンは本当にあるし、私もD5600時代に何度も経験しました。
スマホ=いつでも撮れる最強の手軽さ
Z50Ⅱ=残したい瞬間を最高の画質で残せる神機
どっちも強い。でも役割が違うんです。
とろけるようなボケ感
おひさま、まぶしい〜




ぷにぷにした肌の質感
このほっぺ、押す?


樹皮のザラつきや細かな模様まで描き出す解像度

色のりが鮮やかで光の迫力までしっかり残せる



スマホじゃどうしても届かない“あの感じ”が、Z50Ⅱにはあります。
Z50Ⅱは“ギリ持ち出せる一眼”。ここが神ポイント
- 重すぎず、大きすぎず
- 片手でも扱いやすい




スマホより手間はかかるけど、得られる満足度が違いすぎる。



ちょっと無理してでも、子どもの写真は本気で残したい
育児って何かとお金がかかるし、カメラに十数万円…って正直ためらいますよね。
でも、子どもの成長って本当にあっという間。
たとえば──
- 初めての寝返り
- はじめて笑った瞬間
- パパに向かってトコトコ歩いてきた日
この一瞬、もう二度と来ないんですよ。
写真は“今”を閉じ込めて、未来に渡せるタイムカプセルみたいなもの。
何年後かに見返したとき、「こんな顔してたんだ」「こんな仕草してたんだ」って、胸がぎゅっとなる宝物になります。
だからこそ、その一瞬を最高の形で残せるカメラに投資する価値は、間違いなくあると私は思います。
子育て世代の皆さんへ。
スマホもいいけど、
Z50Ⅱで「未来に残せる一枚」を撮ってみてください。


カメラのおじさん、まだ撮るの?

シャッターチャンスは今だぞ!


よく言われるデメリット
その1:Z50Ⅱにはボディ内手ぶれ補正がない
Z50Ⅱのよく言われるデメリットのひとつに、ボディ内手ぶれ補正がないことが挙げられます
このカメラのレビューを見ると「なんで付いてないんだ!」と嘆いている人も多いですね
でも正直、私はそこまで気になりません
というのも前機種のD5600にも手ぶれ補正は付いていなかったので、「カメラってもともとこんなもんだな」と体感としてわかっているからです
日常の子育て写真で困った経験も特にないです
もちろん、補正付きの機種を使ったことがあれば、「これなしは考えられない!」と思うくらい便利な機能だと思います
ただ、個人的にはAPS-Cの軽量・コンパクトさ、持ち出しやすさのメリットの方が大きく、ボディ内手ぶれ補正不在は子育てカメラとしては大きな問題には感じていません
どうしてもボディ内手ぶれ補正が欲しいというなら一つ上の選択でZ5Ⅱ(フルサイズ機)になっちゃうんですよね~
価格差約10万!!!
その2:バッテリー持ちが壊滅的
Z50Ⅱのもうひとつのよく言われるデメリットは、バッテリー持ちの悪さです
正直これに関しては認めざるを得ません
フル充電でも1日たっぷり撮るには不可能で、長時間のお出かけには予備バッテリーがほぼ必須
そしてさらに輪をかけて困るのが、電池残量表示が三段階マークなこと
これだけでバッテリー管理がめちゃくちゃやりにくい

スマホみたいに%表示してくれれば一目瞭然なのに、なんでメーカーの人はこれでGO出したんだろうって小1時間説教したいレベルです
さらに充電周りも不親切で、専用充電器は付属せずType-Cケーブルで直充電
しかもそのケーブルも入っていないので自分で揃える必要があります
充電&転送用にこれを買ってみました
外出先で「充電切れそう…あれ、ケーブルない!」ってなると結構焦ります
こうした理由から、Z50Ⅱを子育てカメラとしてフル活用するなら純正バッテリーと純正充電器を揃えるのが安心
予備バッテリーを用意しておけば、長時間の外出でも撮影チャンスを逃さず、バッテリー切れのストレスも激減します
チャージャーと合わせて速攻購入しました
まとめ:子育てカメラは持ち出しやすさと画質のバランスが命
Z50Ⅱの魅力を振り返ると、やっぱり軽さとコンパクトさが一番の強みです
子育て世帯ならなおさら「出かける時にカメラを持つかどうか」が写真を残せるかどうかの決定打になります
もちろんデメリットもあります
- ボディ内手ぶれ補正なし
- バッテリー持ちは短めで、残量表示も三段階
- 予備バッテリーが必須
- 充電器は別途用意が必要
- 高い!!
でも、純正バッテリーや充電器を揃えればそれほど困ることなく快適に撮影できます
それにAPS-Cセンサーで十分な画質があるので、スマホで見る程度の成長記録ならフルサイズの必要もなし
ボケ感、解像度、色のり、肌の質感、光の立体感──どれも「残したい瞬間」を最高の形で切り取れるポイントです
育児は出費も多いし、カメラに十数万円は勇気が要ります
でも、子どもの成長は一瞬で過ぎて二度と戻ってこない
ちょっと無理してでも、本気で残したい瞬間があるなら、この1台は間違いなく価値のある投資です
Z50Ⅱなら、スマホじゃ撮れない瞬間も、家族の宝物として残せる
ぜひその魅力を手に取って体感してみてください
Z50Ⅱに興味を持たれた方へ
この記事では、子どもの成長記録用カメラとして
軽さとコンパクトさの大切さ、そしてスマホじゃ出せない画質の違いを中心にお話してきました
なので、Z50Ⅱの細かい機能や性能についてはあえて触れていません
ネットにはそういうレビューがたくさんあるので、そちらも参考にしてみてくださいね
ただ、インフルエンサーや案件系のレビューって、褒めちぎってばかりの内容になりがちで、全部鵜呑みにするのはちょっと危険です
私の場合は自腹で購入して2か月ガッツリ使い倒してみた上で
それでも胸を張って「この機種はおすすめ!」と言えます
なので、インフルエンサーや案件屋のレビューはほどほどに、
実際の使い勝手や持ち出しやすさは自分で現物を触ってみて確認するのがやっぱり大事です
それに、同じ価格帯でコンパクトな機種はほかのメーカーにもあるので、ぜひじっくり吟味してくださいね
それでも「やっぱりZ50Ⅱがいい!」と思った方は、私の記事から購入してくれたらとても嬉しいです(笑)
Z50Ⅱの魅力をさらに深く知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
モデラー目線でのレビューを通じて、本機の性能や使い勝手について詳しく解説しています。
パパ、写真いっぱい撮ってね!


