MG ダブルオーライザー × マニューバストライカー ミキシング改造
今回の作品は、MG ダブルオーライザーをベースに、エクリプスガンダム用のマニューバストライカーをミキシングしたカスタム機体です。機動性と重武装を兼ね備えたデザインを目指し、細部まで徹底的にこだわりました。
バックパックとボディのカラーリングは、違和感がないように同系色で統一。全武装を取り付けた状態でもバランスが良く、関節を強化しているため、安定した自立を実現しています。
改造ポイント
1. GNソード2を2本装備
本来1本の装備を左右対称に変更し、重厚感と攻撃力の両立を図りました。
2. GNソード3を2本装備
威力とデザイン性をさらに強化するため、GNソード3も左右対称に装備。両手に持たせることで圧倒的な迫力を演出しました。
3. マニューバストライカーのミキシング
エクリプスガンダムのマニューバストライカーを取り入れ、機動力を大幅に向上。塗り分けにもこだわり、機体に自然に馴染むよう仕上げています。
4. バックパックの改造
マニューバストライカーを取り付けるためにバックパックを改造。関節技のボールジョイントを埋め込むことで、強固な接続を実現しました。これにより動きや角度調整もスムーズになっています。
制作プロセス
1. ゲート処理と表面処理
ヒケ処理やエッジ出しを丁寧に行い、ヤスリ(600~1500番)で仕上げました
2. スジボリの追加
既存モールドを彫り直し、新規スジボリを追加。モールドの彫り直しには特に時間をかけ、シャープなラインを意識。
3. 塗装
超音波洗浄後、全塗装を実施。下地には各色のサーフェイサーを使用し、その後丁寧に各部を塗り分け。カラーリングにはセミグロスクリアーを仕上げに使用し、適度なツヤ感を出しました。
4. デカールと墨入れ
水転写デカールを貼り付け、グレーやブラックで墨入れを行い、各モールドが際立つよう仕上げています。
5. その他の改造
細部にもプラ板やメタルパーツを追加し、機体全体に立体感とディテールをプラスしています。
完成後の印象
マニューバストライカーを装備することで、ダブルオーライザーのシルエットが大きく変化し、独特の重厚感と機動性を併せ持つデザインとなりました。カラーリングの統一感と塗り分けにより、一体感のある仕上がりに。
また、関節の強化やバランス調整により、全武装状態でもしっかりと自立可能。ディスプレイの際も安定感があり、細部のこだわりが作品全体の完成度を高めています。
今後もさらに技術を磨きつつ、新たなアプローチで作品を作り上げていきたいと思います。次回作もぜひお楽しみに!