制作概要
今回は、バルバトスルプスを改修し、モノクロカラーを基調としたシンプルで力強いデザインに仕上げました。モノクロをベースにし、差し色として赤を使用することで、メリハリを効かせた美しい仕上がりになっています。さらに、最終形態と肩と胸アーマーを外した状態の2パターンに変更できるギミックも搭載。見る人を驚かせること間違いなしの力強いビジュアルに仕上がっています。
主な改造箇所
まず、腰部可動軸を増やして、胴体を6ミリ延長することで、S字立ちが自然に決まるようにスタイルを改修。立ち姿がより戦闘機らしく、かっこよさを引き立てます。さらに、腰部と胸部に動力パイプを6本追加し、メカニカルなディテールを強調しました。
太ももの外装も一手間加え、分割してスリット部分を目立たせることで、情報量を増加。特にシリンダー部分はレッドで塗装して、視覚的にも印象を強めています。さらに、特大メイスには大幅なスジボリ追加と動力パイプを新たに取り付け、迫力満点に仕上げました。武装にも細かい工夫を加え、シルバーでドライブラシをかけて使用感を出しています。
塗装と仕上げ
塗装には、白い外装を重厚感のある仕上がりにするため、黒サフを立ち上げに使用。さらにエッジ部分にはグラデーション塗装を施し、立体感と深みを出しました。塗り分け部分にはエナメル塗料を使用し、細部に至るまでリアルに仕上げています。仕上げには水転写デカールを貼り、つや消しクリアーで仕上げました。メタルパーツを取り入れることで、全体のクオリティも一段とアップしました。
基本工作
- ゲート処理
- 表面処理（ヤスリ600〜1500まで適宜）
- スジボリの既存モールを彫り直し、新規スジボリの追加
- 超音波洗浄
- 全塗装
- 各箇所の塗り分け
- 外装の重厚感を出すための黒サフ立ち上げ
- エッジ部分を残してグラデーション塗装
- エナメル塗料による部分的な筆塗り
- 水転写デカール貼り付け
- つや消しクリアー仕上げ
- メタルパーツ取り付け
- グレーまたはブラックでモールドに墨入れ
- これで完了です！
