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高機動型ジンクスIII 完成!~鉄血のグレイズアインを彷彿とさせる不気味なカスタム~

2022年4月24日

製作概要

今回の作品はMGジンクスIIIをベースに、高機動型へのカスタマイズを施したオリジナル機体です。イメージは「鉄血のオルフェンズ」に登場するグレイズアイン。その重厚感や迫力を参考にしつつ、独自のアプローチで不気味さとダークな雰囲気を融合させました。

カラーリングには、話題の「ヘキサカラー」シリーズを中心に、少ない色数で魅力を引き出すことに挑戦。黒やグレーを主体とし、メタリックカラーやつや消し仕上げを活かして立体感を強調しました。また、GNドライブにはLEDを組み込み、背面バーニアや武装といった各パーツにも手を加え、全体的に高機動型らしい仕上がりを目指しました。

主な改造ポイント

  • 胴体の延長
    仮組み時点で胴体が短く感じられたため、大幅な延長を実施。プラ板やパーツを追加して胴部のプロポーションを調整し、全体のシルエットをスマートかつ重厚な印象に仕上げました。
  • 腰部ブースターの追加
    延長した腰部に大型ブースターを設置。背面バーニアと合わせて高機動型の特徴を強調しました。塗装はメタリック仕上げで、リアルな質感を演出しています。
  • バーニアの増設
    背面を中心に各箇所にバーニアを追加。ダークなカラーリングに反射するメタルパーツが機体全体の精密さを引き立てます。
  • ショルダーアーマーのサブアーム搭載
    肩部にサブアームを追加。武器の持ち替えや格納時のギミックをイメージして、より機械的でリアルなデザインを追求しました。

追加武装の製作

  • スパイクハンマー
    鉄血風の重厚な近接武器として製作。スジボリとデカールを駆使して、インパクトのある武装に仕上げました。
  • ツインブレードランス
    長大な槍状の武装。可動部を組み込み、ディスプレイ時に多彩なポージングが可能です。
  • GNドライブにLEDを設置
    GNドライブにLEDを組み込み、点灯ギミックを追加。暗いカラーリングの中で光る緑が、不気味さと未来感を強調します。

シールドの可動改造

シールドをネオジム磁石で自由に着脱可能に。展示時の柔軟なアレンジが可能になり、プレイバリューが向上しました。

部分的な塗装仕分け

クリア塗装とつや消し塗装をパーツごとに使い分け、マットな部分と光沢部分の対比で質感の変化を表現。特に装甲と武器部分の対照的な質感がアクセントとなっています。

塗装と使用アイテム

カラーレシピ

  • ヘキサブラック
  • ヘキサグレー
  • メカサフ スーパーヘビー
  • Nグレー3
  • その他:メタリックカラー(シルバー、チタンゴールド)

塗装手順

  • 下地処理
    ゲート処理、表面処理(#600~#1500のヤスリ)を経て、超音波洗浄機でパーツを洗浄。塗装密着性を向上させました。
  • 下地塗装
    各パーツに合わせたサーフェイサーを吹き付け、発色を調整。ダークカラーを主体としたベースを整えました。
  • エアブラシ塗装
    メインカラーにグラデーションを取り入れ、立体感を演出。特にGNドライブ周辺やバーニアにはメタリック塗装を施し、精密感をアップ。
  • 筆塗りによる部分塗装
    細部の配線やメカ部分はエナメル塗料を使用して筆塗り。細かなディテールを強調しました。
  • デカールと仕上げ
    水転写デカールを使用し、装甲の情報量を増加。つや消しクリアーで全体を統一しつつ、一部にはクリア塗装で光沢感を追加しました。

製作を振り返って

この作品は、シンプルなMGジンクスIIIをベースに、イメージを大胆に広げて製作した挑戦作でした。特に、胴体延長や追加武装の制作は試行錯誤の連続でしたが、高機動型らしいダイナミックな仕上がりに満足しています。

また、カラーリングでは「少ない色数でどれだけ魅せられるか」に挑みました。ダークなトーンながらも、クリアとつや消しの使い分けやメタリックカラーのアクセントにより、重厚感のある機体が完成しました。

最後に

「高機動型ジンクスIII」、いかがでしょうか?

不気味でありながらも高機動型の迫力を兼ね備えたこの作品が、皆さまに新たなインスピレーションを与えられたら嬉しいです!ぜひご感想をお聞かせください!

次回作も乞うご期待ください!

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